前回、一次試験の専門試験について書いたので今回は基礎能力試験の攻略法について書きたいと思います。基礎能力試験は、化学生物薬学の区分に限らず、法学や経済学、工学区分などとも共通です。
基礎能力試験の攻略
3時間で40問です。内訳は以下のようになってます。
国語 4問
英語 7問
判断推理 7問
数的処理 7問
一般常識・時事問題など 15問
足きり点は12点です。12点に届かないと問答無用で不合格です。この前の記事にも書いたように専門試験と合わせて30点代が毎年最低ラインになっているっぽいです。なので20点取れれば余裕で合格できると思います。
国語・英語 11問
もう、自分を信じて頑張りましょう。文系の人ならここで11問近く取っておくと楽になります。英語をある程度は勉強すれば、時間をかければ解けそうな問題ばかりです。まあ、私はここで5問しか取れなかったんですけどね笑。時間がなかったということにしておきます笑。
判断推理 7問
ここは結構大事になってきます。触れた経験がないと、解けそうで解けない問題が多いです。時間をかければ確実にわかるものの、本番そこまで時間はかけられません。過去問を解いた時は、3問程度しか解けませんでした笑。でも、このあたりの問題にはパターンがあるので慣れてしまえば高得点が狙えます!時間がない人はここだけでもきちんと勉強すると合格率がアップすると思います。
私はとにかくこれを解きました。
大卒程度 公務員試験 畑中敦子の判断推理の新兵器! 令和版 (公務員試験/畑中敦子シリーズ)
数的処理 7問
ここは中学受験や大学受験で算数や数学を取っていれば、ある程度の点は取れてしまいます。判断推理や、英語に時間をかけるためにサクサク解きたいところです。裏技としては、答えは5択に限られているのでわからない問題は答えを代入して矛盾しないかを一つずつ代入する方法があります。矛盾しなければそれが答えです。苦手な人はこれをやるとパターンで覚えられると思います。
一般常識・時事問題 15問
ここは意外と難しいです。グラフの読み取り問題などが数問出てくるのでそこは確実にとりましょう。あとは、一般常識があるかどうかです。一応、周りの受験生みんなが読んでいたのでこちらに目を通しておくといいでしょう。
5択なので、絶対違う選択肢を2問程度消せれば、あとは直感で選んでも40%くらいの確率で当たるので、最後までマークは塗りつぶしときましょう。
点数の取り方の1例
国語 2問/4問
英語 3問/7問
判断推理 6問/7問
数的処理 5問/7問
一般常識・時事問題など 4問/15問
計20点。
数学が苦手な人はその分他のところで点を取ればいいでしょう。こうやってみると、公務員試験は専門的な知識よりも、浅く広く知っていることが大事な気がします。あとは、要領の良さですね。解けない問題は諦めて、適当にマークして解ける問題に時間を使いましょう。正答可能性を少しでも高めて全てマークしましょう。
意外と簡単!?
一次試験の突破は、案外簡単なのかもと思っていただけたと思います。全体像を知った上で、戦略を立てれば、短期攻略も可能です。この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。次回は二次試験について書こうと思います。いよいよ記述試験やら、小論文が出てきますよ。